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ダイエットと睡眠の関係は?質の良い睡眠をとるための10のポイント

ダイエットと言えば運動と食事制限をイメージすると思いますが、実はダイエットと睡眠には深い関係があります。

今回はダイエットと睡眠についてのお話です。その仕組みを理解して、ダイエットの実践に活かしていきましょう!

睡眠と肥満の関係

深い睡眠中は脳下垂体から成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは脂肪分解作用やタンパク質の合成促進作用があり、ダイエットに欠かせないホルモンなのです。

睡眠不足になると、成長ホルモンの分泌量が減ってしまうだけではありません。食欲を抑制するレプチンというホルモンの分泌が減少し、食欲を増進させるグレリンというホルモンの分泌が亢進されてしまいます。食欲が上がると摂取カロリーが増え、肥満に繋がります。

質の良い睡眠をとることでホルモン分泌をコントロールして、脂肪を燃焼したり、無駄な食欲を抑えられるのです。

これは余談ですが、入眠から3時間に成長ホルモンが集中的に分泌されると言われています。

成長ホルモンは天然美容液とも呼ばれていて、細胞を修復してお肌を整えてくれます。また睡眠中に分泌されるメラトニンというホルモンは、強い抗酸化作用が高いことでも知られていて、美肌作りに効果的と言われているのです!

以前、友人から「寝ないと痩せるって聞いたことがあるんだけど、どうなの?」と聞かれたことがあります。

睡眠不足になると、疲れがたまってしまい体力が落ちてしまいます。体力が低下すると、食欲もわかないので、結果的に痩せるということもあります。しかし、この場合、「痩せる」というよりは「やつれる」のです。

ホルモンバランスも乱れてしまい、お肌も荒れるので、キレイに痩せたい人は質の良い睡眠をとり、睡眠不足にならないように心がけてくださいね!

質の良い睡眠をとるためのポイント

では質の良い睡眠をとるためにはどうしたら良いのでしょうか?

・寝る前に食べない

 就寝時には消化活動が終わっていることが大切。これは消化活動をしている時は深部体温が上がり、眠りが深くなりにくいためです。食事は就寝2~3時間前までに済ませましょう。仕事などでどうしても難しい人は、量を少なめにするようにしましょう。

・ぬるめの入浴でリラックス。

 38~40℃で10~30分の入浴をしましょう。寝るころに深部体温が下がるように、寝る1~2時間前に済ませると良いでしょう。

・室温・光で心地よい空間を

日中は太陽の光を浴びて、夜はなるべく光を浴びないようにしましょう。部屋が明るいと、睡眠の質が低下してしまうので、なるべく暗くするようにしてください。そして、眠るときは快適な室温にし、心地よい寝室作りをしましょう。

・自分に合った寝具選び

自分に合った寝具は心身をリラックスさせてくれます。また身体にかかる負担も軽減できるので、自分に合った寝具を選びましょう。

2021年10月5日のZIPの放送で、紹介されていた枕を載せておきますね。

 アテックス 睡雲まくら

・適度な運動

ヨガやストレッチなどはリラックス効果が得られます。

・リラックスできるアロマも有効

 鎮静作用のあるアロマオイルを選びましょう。ラベンダー、オレンジスイート、ゼラニウム、イランイラン、ローマン・カモミールなどがオススメです。

  

・寝る前はTV・パソコン・スマホなし

 電子機器からはブルーライトという光が出ています。ブルーライトは脳を覚醒してしまうので、寝る1時間前までの使用にしてください。

・リラックスできる音楽

 クラシックやヒーリングサウンドが良いでしょう。心身が落ち着き、ゆったりと過ごせる音楽を選んでください。

・カフェインは寝る4~5時間前まで

カフェインは頭を覚醒させてしまう効果があるので、寝る4~5時間前までにして、それ以降はノンカフェインのものを飲むようにしてください。

・アルコールは出来るだけ飲まない

 アルコールは寝付きが良くなりますが、眠りが浅くなってしまうので飲まないようにしましょう。どうしても飲みたい人は寝る3時間前までにしましょう。

まとめ

睡眠不足になると成長ホルモンの分泌量が減少し、脂肪分解が行われにくくなり、食欲が増進され摂取カロリーが増えるという悪循環に陥ります。

質の良い睡眠をとり、健康的なダイエットを実践していきましょう!